カバヤ食品株式会社
住所:〒709-2196 岡山県岡山市北区御津野々口1100
電話: 0120-24-0141
『タフグミ』(グミ)や『塩分チャージ』(清涼菓子)『セボンスター』(玩具菓子)などの製造・販売を行う菓子メーカーです。おいしさだけではなく、消費者の心に響く価値を備えたブランドを提供し続けることを目指しています。
<プロフィール>
●M.I.さん ブランド企画部 グミ課
表現の自由度を最大限に活かし、グミ市場で圧倒的な存在感を放つ
―1920年代のドイツが発祥で、子どもの噛む力を強くし、歯に関わる病気を防ぐ目的で考案されたとも言われるお菓子の❝グミ❞。日本では1980年代ごろから国産グミ製品が登場し、現在では子どもから大人まで幅広い世代に支持され、拡大を続けています。ブームが止まらないグミ市場において、2025年度まで3年連続で単品売上No.1を獲得し、群を抜く強さを発揮しているのがカバヤ食品の『タフグミ』です。圧倒的な存在感を放つカバヤ食品が、2026年秋冬向けに新製品『まんまる雪ぼうやグミ』『雪ふるいちごグミ』を発表しました。その魅力などについて、開発担当のM.I.さんに伺いました。まずはカバヤ食品が手掛けるグミ製品に共通するこだわりや特徴を教えてください。
M.I.
当社は、1990年のグミ製造開始以来、グミの特徴である味・食感・形・風味・世界観といった表現の自由度を最大限に活かし、独自性を発揮して製品の開発を進めています。今夏は発売から20年以上経過した『かき氷グミ』『すいかグミ』を、さらに親子で楽しんでもらえるように、パッケージデザイン変更や乳酸菌を配合するなどのリニューアルをしました。


―おいしさだけではない+αの価値を提供する製品へのユーザーの反応も興味深いです。どのような声が寄せられているのでしょうか?
M.I.
ユーザーアンケートには「すごくおいしかった! 娘も孫も大ファンになった」「初めて子どもと食べて本当においしかった」と家族で食べてくださっている方からの声が多く、親子のリアルな姿を垣間見た気がしています。ミニチュアグミなので、一緒に見て楽しむという家族時間を創出できていることを知ることができてうれしく思っています。
製品ごとに食感を極め、おいしさだけではない+αの価値の創出にも全力で取り組む
―グミの製品開発では食感に強いこだわりを発揮されています。グミの数だけ食感があるということでしょうか?
M.I.
当社のグミの最大の強みは「食感へのこだわり」です。『タフグミ』『しゃり in グミ』、9月29日新発売の『ナマロワ』は、唯一無二の噛みごたえや特別な食感の表現に強いこだわりをもっています。ミニチュアグミとしてのビジュアルが注目されている『かき氷グミ』も、フレーバーごとに氷を再現するザラメの大きさを変えたことで、グミならではの食感の違いも楽しみの一つになっています。当社ではグミの数だけ様々な食感を提供しています。



―グミ一粒にいろいろなアイデアが詰まっているのですね。
M.I.
食感に変化や特徴をつけやすいグミだからこそ、驚きを覚えるような食感を作ることに重点を置いています。また、気持ちが前向きになったり、食べた時にリフレッシュできたり、会話のきっかけを作ったりと、おいしさだけではない五感で楽しめる情緒的価値の創出に取り組んでいます。おいしさだけではリピート購入につなげにくいものです。人の心が動いたときにこそ、その人にとって特別な製品となると言われており、長く製品を愛してくださるきっかけとなります。グミを食べるシーンは仕事や勉強の合間が多く、忙しい時の心が休まる瞬間に、気分をアゲるきっかけ、エネルギーチャージできるきっかけを、当社のグミで創り出したいと考えています。

―ミニチュアグミの造形へのこだわりも強く感じます。
M.I.
何度も試作を繰り返して理想とする形を実現しています。「見た目のかわいさ」は笑顔にも癒しにもつながります。SNSで話題になることもあるので、楽しんでもらえるよう全力投球しています。
冬の風物詩ミニチュアグミで新たな楽しみを提案
―2026年秋冬向けの新製品『まんまる雪ぼうやグミ』『雪ふるいちごグミ』はどのような背景のもとで生まれたのでしょうか?
M.I.
当社のロングセラー『かき氷グミ』『すいかグミ』はその名の通り、かき氷とすいかをミニチュア表現しており、夏の風物詩グミとして親子で楽しんでいるという声を多くいただいています。そこで冬の風物詩グミを届けることで、さらに親子のおやつ時間を充実させられると考え、製品開発に着手しました。
―秋冬を感じさせるために取り入れたポイントを教えてください。
M.I.


―味についてはいかがでしょうか?
M.I.
子どもから大人まで満足できる味わいを実現するために、試行錯誤しました。『まんまる雪ぼうやグミ』は酸味が穏やかで、子どもが食べやすいヨーグルトフレーバーをベースに、3種類のフルーツフレーバーをプラスして、大人も楽しめるよう甘さは控えめです。『雪ふるいちごグミ』は甘酸っぱいいちご味と、優しい甘さのいちごミルク味の対照的な2種類で、それぞれ子どもも大人も親しみやすいフレーバーを採用しています。家族のおやつとして選ばれるように、乳酸菌を配合したこともポイントです。
―『まんまる雪ぼうやグミ』『雪ふるいちごグミ』を通じて、お客さまに届けたいメッセージをお願いします。
M.I.
―グミ製品の数だけ食感が開発されている事実に驚きました。創業の精神を目指して、全力で取り組む姿勢に感銘を受けました。これからは五感を意識して食すことを心掛け、楽しみを広げたいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
▶かぞくと編集部:小さい頃から私に元気をくれていたカバヤ食品さんのグミ。母になった今も、子どもと一緒においしく楽しい時間を過ごせているのは、開発者の方々の妥協のない試行錯誤があってこそだと気づかされました。素敵なお話をありがとうございました。
