2026.7.10 【セミナー潜入レポ】岡山の男性育休は「60%超」の新時代へ!経営層セミナーで編集部がハッとした話
#男性育休 #男性育休取得促進奨励金 #岡山経営者 #岡山人事#潜入レポ
こんにちは、「かぞくと」編集部です! 先月、県内で開催された「男性育休推進 経営層セミナー」に、編集部スタッフが潜入してきました。
会場は見渡す限り満席!たくさんの経営層・管理職の皆さまで席が埋め尽くされていました。参加の男女の割合は半々か、もしくは女性の方が多かったのが印象的で、岡山県内の両立支援への関心の高さが伝わってきました。
講師は、「男性育休支援のための強化書 」監修でもおなじみの徳倉康之さん(株式会社ファミーリエ代表)。「男性の育休を企業の成長につなげる」をテーマに、熱いお話を伺うことができました。
今回は、経営者・管理職の皆さまに今すぐシェアしたい「3つの気づき」と、参加者の反応が最も大きかった 「実務設計のポイント」をレポートします!
💡 気づき1:部下の妊娠報告に、最初の一言で「おめでとう」と言えていますか?
徳倉さんのお話でまずハッとしたのが、「部下からの妊娠報告に対し、最初に『おめでとう』と言えない上司(企業)が約7割も存在する」という事実です。「現場の穴埋めはどうする?」という焦りが先に出てしまうと、社員は迷惑をかけていると感じ、最終的には離職に繋がってしまいます。まずは「聴く、受け止める」という会社の風土づくりこそが、優秀な人材を引き留める最大の防御策になります。
💡 気づき2:「有休 ➔ 育休 ➔ 介護」へ。大介護時代を生き抜く3つのステップ
令和の組織が目指すべきロードマップとして、徳倉さんは以下の「3つのステップ」を提示されました。
- 有給休暇の取得徹底(これができない組織は人材流出を招く)
- 男性育休の推進
- 介護休みの推進(最難関)
特に備えるべきは、これから確実にやってくる「大介護時代」です。介護は育児と違い、「全員の親が対象(母数が多い)」「徐々に負担が増える」「期間の見通しが立たない(平均8年)」ため、仕事への影響が非常に大きいです。今、男性育休をきっかけに「誰が休んでも回る体制」を作っておかなければ、数年後に組織が崩壊しかねません。育休推進は、次なる大介護時代を生き抜くための「必須の地ならし」なのです。
💡 気づき3:家庭の“タイパ”依存から脱却。仕事こそ効率化して「家庭の量(時間)」を増やす
「日本は海外に比べ、家庭生活に『質(時短家電などでのタイパ)』を求めがちですが、そもそも圧倒的に『量(時間)』が足りていない」と徳倉さんは指摘します。家庭にばかり効率やタイパを求めすぎると、かえって家族関係がギクシャクしてしまう原因にもなりかねません。
本当に効率化を意識すべきなのは、家庭ではなく「仕事」です。企業が取り組むべきは、社内の無駄な業務を削ぎ落として徹底的に生産性を高め、残業を減らすこと。そうして捻出した「時間の量」をしっかり家庭へ持ち帰ってもらうことこそが、令和の組織に求められる役割なのです。
🔥 \参加者が一番前のめりになった!/ 現場を回すための「実務設計」2つのポイント
セミナー後半、参加者の皆さまが特に熱心にメモを取っていた、具体的な実務の話がこちらです。
① 「属人化」を解消する3ステップ:「あの人にしかできない仕事」をなくすため、まずは【業務プロセスの可視化・マニュアル化】を行い、次に【複数担当制】を導入して誰が休んでも回る体制を作ります。最後に、その可視化した業務に沿って【評価軸を再設計】することで、組織全体の効率化が進みます。
② 異なる働き方や部署を「一律のモノサシ」で評価してはいけない:フルタイム、時短勤務、週4日勤務など、働くスタイルや所属する部署が違えば、当然給与や業務の条件も異なります。それなのに、会社が「一律の同じ評価制度」を使っていては、社員は働き続ける希望を失い、人材流出を招いてしまいます。それぞれの勤務形態や部署の特性に合わせた明確な評価軸を別に提示することが、これからの多様な人材を引き留める鍵になります。
📈 岡山はすでに「育休取得率60%超」の時代
驚くべきことに、現在の岡山県における男性育休取得率はすでに60%を超えています。「取らせるかどうか」を悩むフェーズは終わり、これからは「育休や休みを取ることを前提とした組織づくり」にスピーディーにシフトした企業だけが、若手に選ばれる時代です。
今回のセミナーを経て、編集部としても「新しい働き方に本気で取り組む企業を、もっと取材してみたい!」という想いが強まりました。
実は「かぞくと」編集部でも、今後県内の「アドバンス企業」の皆さまにお話を伺う新企画を計画中です。これからの展開をどうぞお楽しみに〜!
📅 セミナーは今年度「全7回」開催!まずは日程をチェック
「今回のレポートを読んで、自分も徳倉さんの話を聞いてみたい!」「社内の仕組みを変えたい」と興味を持たれた経営者・管理職の皆さま、チャンスはまだまだあります!
この「男性育休推進 経営層セミナー」は、今年度、県内各地で全7回開催されます。
さらに、このセミナーへの参加は、「岡山県男性育児休業取得促進奨励金」を申請するための必須条件(1回以上の受講が必要)にもなっています。「今年は奨励金を申請する予定がある」「まずは勉強のために受講してみたい」という方も、各回とも先着順となりますので、ぜひお早めに日程をチェックしてみてください!
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