2025.10.10 【後編】バックオフィス向けの展示会に行ってきました!

こんにちは、かぞくと運営事務局の竹中です。
前回は、9月10日から12日に開催された総務・人事・経理weekに出展していたサービスを2つ紹介いたしました。 今回は実際に展示会に出展されていた人事担当者様と座談会をしてきましたので、その様子をお伝えします。

座談会メンバー

・不動産関連会社の経営企画担当者
・建築関連会社の人事担当者
・竹中

いずれも100名未満の企業に所属しています。
以上の3名とファシリテーターの男性、4人でテーブルを囲んで座談会スタート。

※座談会は撮影不可だったのでイメージです

各社のお悩み

人事から従業員へのアプローチ

従業員数が少ないためそもそも産休育休をとっている人が少なく、復帰した社員に対してどうアプローチしていいかわからない、という話が出ました。
復帰した女性社員のがんばりたいという思いを尊重したい気持ち、一方で「困っているなら何か手助けしたいけど、どう手助けすればいいのかわからない」という気持ちで揺れ動いている、という歯がゆい思いをされているようです。

産休育休期間に派遣社員を入れている、という話もありましたが、業務の専門性が高いほど派遣社員に急に仕事を任せることができず、派遣社員への研修期間もとらなくてはいけないためいずれの会社も苦慮しているところが見受けられました。

出産後は退職が当たり前?

また、出産前は残業が当たり前なハードワークをしていた従業員が、出産を機に退職してしまうことを課題感に持っている会社もありました。

子どもを保育園に入れるとなると、必ずお迎え問題が付きまといます。 自分のキャリアをどう積んでいきたいのか、家庭でどのように生活していきたいのか、まずは本人と話し合いをしてみるというのが大事なのでは?という話になりました。

そのほか、

・男性の育児休暇は実際問題女性よりも取りづらいし、どうやって穴埋めするか手探り
・ワークライフバランスがとれるよう、在宅勤務を取り入れたがそれ以外の手法が思いつかない
・人事側では入れたい制度があるが、なかなか経営層を納得させることができない
・産休育休を取った人が所属する部署のメンバーの出産等に対するリテラシーが低いように思う

など、人事の皆様の悩みは尽きないと実感させられる座談会でした。

まとめ

正直、いずれの課題に対して明確な解決策というものは出なかったのですが、
普段交わることがない人事担当者が悩みを共有するだけでも、自身に新たな視点が加わり勉強になることが多かったです。

制度面の課題というより、人やチームに対してどのようにアプローチするのかという課題が多いことも印象的でした。

今回勉強させていただいた内容は、今後のかぞくとでも生かしていきたいと思いますので、ご期待ください。

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