株式会社植田板金店

家庭の安定が仕事を支える―育休を取りやすい会社の"距離の近さ"

2026.01.20

株式会社植田板金店

住所:〒702-8006 岡山県岡山市中区藤崎673番地
電話:086-276-3686

創業50年の建築板金・屋根・外壁等の工事を中心にコワーキングスペースの運営など幅広いサービスを提供している企業です。若手人材の育成や働きやすい職場づくりにも注力し、技術継承とともに新たな挑戦を続け、持続可能な地域社会への貢献を目指しています。

<プロフィール> 

K.K.さん そと事業部(施工管理)-2児のパパ- (育休2週間) 

H.U.さん 代表取締役  

男性も育休を『取るのが当たり前』の空気ができるまで 

K.K.さんは、第2子誕生の際に約2週間の育児休業を取得されたそうですね。 

K.K.

1人目の時は取得しなかったのですが、上の子がいるなかでの出産で、妻から「助けてほしい」と相談がありました。

─会社へは、まずどちらへ相談されましたか?  

K.K.

当時の部署の上司に相談をして、その後社長にも相談させていただきました。総務の方にも相談しましたが、誰からも育休に関する否定的な言葉はなく、約2週間の育休を取得しました。 

―何か記憶に残るような言葉やエピソードはありましたか? 

K.K.

相談した際に社長からいただいた「いいじゃん、せっかくだから取りなよ」という言葉が印象的で記憶に残っています。 

―男性育休など、男性の育児休暇の取得状況や、今後の推進について教えてください。 

H.U.

すでに何人も男性社員が取得しており、なかには約1ヵ月育休取得した社員もいますので、男性社員が育休を取ることは当たり前になっています。本格的に男性社員が育休を取るようになったのは、約1〜2年前です。

それ以前は、男性が育休を取るという常識があまりなかったのですが、今は「そういう時代だよね」「奥さん大変だよね」と育休取得を歓迎しています。 

企業が社会の当たり前に合わせて変化していかないと、新しい人材が入社してくれない、入社したとしても定着しないという時代になるのではないでしょうか。

今までは『お子さんの急な体調不良に対応するのは奥さん』が当たり前だったかもしれないですが、弊社では、子どもが熱を出したとき、弊社の男性社員が休むことが多いです。

弊社の男性社員から、他社に勤める奥さんに「あなた休めるでしょ、私休めないから」と言われたことがあると聞いたことがあります。弊社の風土や取り組みが、社員の家庭に良い影響をもたらしているのは、会社の代表としてもすごくうれしいです。 

K.K.さん、育休中の給与面で不安があったとのことですが、どなたかに相談されましたか? 

K.K.

総務に、育休取得後の変化や具体的にどれぐらいの金額になるのか相談しました。総務に「育休を2週間ぐらい取ろうと思っている」と相談した際には、「土日を含め、20日間以上取った場合は、給付金がしっかり受けられるようになるから、2週間ぐらいは取ったほうが良いよ」とアドバイスをもらいました。実際に取得してみて、自分が不安に感じていたほど、給与面での問題はありませんでした。 

社長室のない会社―言いやすい雰囲気の作り方とは 

K.K.

私は転職して2社目ですが、今の会社は育休をとても取りやすいと感じます。以前は、自分の仕事は自分でやるという雰囲気だったので、簡単に休むことができなかったです。植田板金店に入社してからは、育休を取りやすくてとても充実しています。チームで動く体制だからこそ実現できていると思います。年齢が離れている方や上司との距離感がいい意味で近いので、育休の話もしやすかったです。 

 ―今、お話を伺っていても社長との距離がとても近そうに感じます。会社全体がそういう雰囲気なんですね。 

K.K.

そもそも同じ事務所の同じ空間に社長がいるということが、ここでは当たり前です。社長室がないので、社長は僕らと一緒に過ごしています。 

H.U.

先代がそういう考え方だったので、元からそのような風土はあります。しかし、ただ近い距離にいたとしても、雰囲気が悪ければ、話しづらい・言いづらいと思います。その点、弊社は私を含め社員みんながフラットな立ち位置で働いているので、社歴や年齢に関わらず、距離感が近いと思います。 

K.K.

そうですね。社長はリーダーとして先頭に立ち、率先して旗を振っている印象です。 

―K.K.さんは、社長とこのようなお話を普段からされていますか? 

K.K.

直接お話しする場面は多くありませんが、上司経由で伺うことがよくあります。それ以外にも、弊社は、BBQやボーリング大会など家族を巻き込んだイベントがとても多いです。このような場があることで、必然的に上司との距離が近くなり、結果的に「育休を取りたい」という、少し言いにくいことも気負いなく言えるような関係性になると思います。 

H.U.

そこはかなり意識して、社員が家族を連れて来たいと思えるイベント企画を普段から考えています。社員が会社を辞めるかどうかは、家族の意見が大きいですから、「いい会社だから辞めるのはもったいないね」と言ってもらいたいです。今後も家族単位で交流できる会社でありたいです。 

家庭が安定すれば、仕事も安定する! 

―育休中に何か感じたことや苦労したこと、発見したことなどありますか?   

K.K.

まず、家庭では子どもを育てることの大変さを実感しました。これまで妻がどれだけ努力していたのかと強く感じまして、感謝の気持ちが湧き上がりました。育休中は今まで妻がやってきたことを全部やってみました。多少給与は減りましたが、それを補って余りある『いい体験』だと思います。今も、家事はできるだけ妻と一緒に分担しながら取り組んでいます。 

仕事に関しては、人に恵まれているということを一番感じました。やはり家庭に集中できる期間を貰えるのは、上司や同僚など部署のメンバーあってのことです。 

―社長は、社員が育休から帰ってきて、どんな変化や成長があったら嬉しいと思われますか?  

H.U.

育休中にしっかり奥さんを見てあげて、なにを心配しているのか、どういった時にそばにいてほしいのかというところを見極めることができたらいいなと思います。家庭が安定したら仕事も頑張れると思います。復帰後は、「もう少し早く帰ってあげないといけないな、ここまでは大丈夫かな」といった点を見極めながら、社員が家庭を大切にしつつ、バランスよく仕事に打ち込んでもらえると嬉しいですね。 

K.K.

子育てに向けて働き方を変えたいと相談した時も、真摯に向き合っていただき、改めて『植田板金店の社員で良かった』と感じました。 

株式会社植田板金店

住所:〒702-8006 岡山県岡山市中区藤崎673番地
電話:086-276-3686

創業50年の建築板金・屋根・外壁等の工事を中心にコワーキングスペースの運営など幅広いサービスを提供している企業です。若手人材の育成や働きやすい職場づくりにも注力し、技術継承とともに新たな挑戦を続け、持続可能な地域社会への貢献を目指しています。