岡山トヨペット

時短でもキャリア継続! 助け合う職場で見つけた私の働き方

2025.11.17

岡山トヨペット株式会社

<企業情報>
住所:〒701-0203 岡山県岡山市南区古新田1233-2
電話:086-897-1000

岡山トヨペットは、岡山県を中心に国内外で事業展開するSUENAGA Group12社(従業員約2,500人)の一員です。トヨタ系新車及び各種中古車販売、レクサス、ダイハツ車の販売、車の整備、保険、携帯販売なども行っています。

<プロフィール>

Y.T.さん CSスタッフ -1児のママ-

育休復帰後は時短勤務へ。先輩ママとのコミュニケーションと総務の柔軟さが支える両立

─CSスタッフという職種とのことですが、お仕事内容を簡単に教えてください。

Y.T.

はい、CSスタッフは、お客様の受付、呈茶(お茶を振る舞う)、お見送りなどの接客業務を中心に、ショールームの快適な環境づくりや、営業・サービス担当と連携したお客様のサポートを行う仕事です。他にもカードや、携帯電話の販売・登録手続きなどを担当しています。育休復帰後は時短勤務を選び、無理なく続けられる働き方としました。

─現在の勤務時間を教えてください。

Y.T.

9時45分〜15時です。保育園が16時までの預かりなので、通勤時間も考えて15時に退勤しなければお迎えに間に合わないため、会社に相談してこの時間での時短勤務にしていただきました。

―夕方は慌ただしいですね。

Y.T.

はい。帰って後片付けをして、少し遊んで、お風呂に入れて、寝かしつけて…あっという間に一日が終わります。今、1歳7ヵ月の可愛い盛りで、言葉はまだはっきりしませんが、仕草や反応で意思が伝わるようになりました。保育園どうだった?と聞くと“宇宙語”で返してくれるのも嬉しくて、16時に迎えに行ってから就寝までの5時間ほど、濃密な時間を一緒に過ごせています。

―時短勤務でキャリア評価が不利になることはありませんか?

Y.T.

基本的に評価は一緒です。勤務時間数が違うのでそれは給与に反映されますが、評価自体にマイナスを感じることはありませんでした。

―社内での相談のしやすさはどうでしたか?

Y.T.

とても相談しやすいですね。こちらの都合でいろいろお願いすることもありますが、調整してもらえます。例えば、私の先輩でフルタイムから時短勤務に切り替えた方がいます。その先輩は、復帰直後はフルタイムを選択していたところ「すごくしんどかった」とのことで、翌年から時短勤務に切り替えました。

会社は相談すればそういった面も柔軟に対応してくれます。私の場合の保育園の預かり時間と事情についても理解してくれました。私の住んでいる市では保育の点数の関係で8時間保育(8時~16時)と決まりがあったため、15時に上がる必要がありましたが、「それは仕方ないよね」と受け入れてくれました。社内にはお母さん社員も多く、ネットや本の情報ではなく、実体験の生の情報を聞けるのが心強いです。

効率化で戦力に!育休後復帰が当たり前の岡山トヨペットで活躍中

―時短勤務という働き方に対して不安に感じたことがあれば教えてください。

Y.T.

時短勤務で早く帰る分、他の方に負担がかかっているのが申し訳ないです。

―「申し訳ない」をどのように職場のみなさんに返していますか?

Y.T.

申し訳ない気持ちは感謝に変えて、社内にいる時間はしっかりと働くこと。言葉でも「ありがとうございます」を常日頃から伝えるようにしています。

―職場の雰囲気について教えてください

Y.T.

お互い様という気持ちが根づいていると思います。急なお休みも「いいよ」と言っていただけますし、女性社員が多いため、産休・育休を経て復職するというキャリアが当たり前になっています。受付スタッフが少ない時は、営業の方が手伝ってくれることもあり、店舗全体で助け合う雰囲気があります。上司からも「ゆっくり休んで」「子ども第一で」といった声があり、現場と上層部からの両方で支えられている感じです。

―育休・育児を通して気がついたことや、変化したことはありますか?

Y.T.

まず、仕事復帰で大人の方と話す機会やお客様とお話しする機会が増えて、「やっぱり仕事って楽しいな」と実感しています。もうひとつは、世の働くお母さんたちを尊敬するということです。

今の時代は、子どもを保育園に預けて働くのが当たり前ですが、夜泣きで寝られなくても仕事に行かなければならないなど、しんどいと感じることがあります。それでも仕事は続けたいので、工夫しながら働いています。例えば、休みの日の食事は子どもの分だけは用意するけど、大人の分は買ってきて手抜きするなど、どこかで手を抜いて息抜きができるようにしています。また、夫が洗い物、洗濯、風呂掃除といった家事を担当してくれて、とても助かっています。産後1ヵ月くらいから、夫が子どもを見てくれて一人時間も持てました。普段の夫は、平日の帰宅が遅くて子どもと会えない日もありますが、休日はたっぷり一緒に過ごしてくれます。

―役割分担や息抜きのための工夫を上手にされていますね。仕事と子育ての両立で疲れることもあるようですが、職場で気をつけていることはありますか?

Y.T.

どれだけ寝不足でも仕事は仕事と明確に分けています。お客様には関係ないので、何事もなかったようにお客様を笑顔でお迎えすることを心がけています。また、書類作成や発注など事務作業については、時短勤務で限られた時間の中で働いているので、接客のピークが落ち着いたタイミングを見計らって行っています。時間配分を考えながら、スキマ時間も使いながら、締め切りに間に合うように、効率的で密度の濃い仕事ができるよう努めています。私が時短勤務だからできないということにならないように気をつけています。

これからの課題と後輩へのメッセージ

―笑顔は接客のプロとしての心構えですね。子育て中のお母さん社員さんも多いようですが、時短勤務の人が増えたときの課題についてはどう思われますか?

Y.T.

CSスタッフの人数が少ない中で、時短勤務の方が3〜4名いるので、フルタイムの方の負担が大きくなりがちです。小学校3年生まで時短勤務が可能なので、今後は時短勤務を選ぶ方も増えるでしょうし、体制面の課題が出てくるかもしれません。

―現在の制度面の要望はありますか?

Y.T.

現状は特に不満はありません。手続きも会社や上司が「一緒に考えよう」と伴走してくれて、相談しやすく助かっています。

―最後に、これから制度を利用する後輩へのメッセージをお願いします

Y.T.

今しかない貴重な時間を大切にしてほしいです。時短勤務を使うことで、今しかない子どもの成長を間近で見守れます。行事も事前に相談すれば問題なく対応してもらえますし、働くお母さん社員としての先輩方のロールモデルも多く、相談もしやすい職場です。私は車が好きで、接客も好きという思いでこの会社に入社しましたが、育休も時短勤務も含めて、ここで働けて良かったと感じています。

岡山トヨペット株式会社

<企業情報>
住所:〒701-0203 岡山県岡山市南区古新田1233-2
電話:086-897-1000

岡山トヨペットは、岡山県を中心に国内外で事業展開するSUENAGA Group12社(従業員約2,500人)の一員です。トヨタ系新車及び各種中古車販売、レクサス、ダイハツ車の販売、車の整備、保険、携帯販売なども行っています。