より長く勤められるように、働き方をオーダーメード
2026.02.27
LeMerci/LeCoeur
住所:〒700-0925 岡山県岡山市北区大元上町8-33
電話:086-244-4810
「感謝」を意味する結婚式場LeMerci(ル・メルシェ)と「真心」の意味を持った婚礼レンタル衣装LeCoeur(ル・クル)を運営。洗練された会場と上質さとトレンドをおさえた衣装でスタイルある結婚式を実現しています。
<プロフィール>左から
●H.K.さん 衣装担当 -1児のママ-
●R.T.さん プランナー-2児のママ-(育休2年)
●M.K.さん プランナー-1児のママ-(育休1年2か月)
子育てをしながら好きな仕事を続けられる職場
―仕事と家庭の両立が容易ではないといわれるウエディング業界において、結婚後も仕事を続け、子育てをしながら働くことが当たり前な企業風土がどのように醸成されてきたのでしょうか。まずキャリアについて教えてください。
H.K.
もともと同業他社に勤めていましたが、結婚を機に退職しました。子どもが幼稚園に通う年齢になって少し時間に余裕ができ、他種の仕事も考えましたが、やはりブライダルの仕事に携わりたく、パートとしてル・メルシェに入社し、手が離れた中学入学後から正社員として通常勤務しています。
―週末の仕事がネックではなかったでしょうか?
H.K.
会社から「忙しい土日は両方とも出勤してほしいけれど、少し早く帰ったり、スケジュールによっては休んでもかまわない」との後押しを受け、正社員としてやってみようと思いました。
―業務内容についてお願いします。
H.K.
衣装担当として、平日は新郎新婦のご両親や列席者の衣装合わせ、結婚式で着用されるドレスのサイズ直し、土日は列席者の着付けがメインです。

―R.T.さんはいかがでしょうか。
R.T.
ウエディング業界の仕事は時間が不規則なうえハードワークで知られています。結婚や育児との両立は厳しいと感じていたこともあり、結婚前に区切りをつけるつもりでした。ところがかつて同僚だった先輩方がル・メルシェで生き生きと働いている姿を目の当たりにし、もう一度頑張ってみたいとやる気がわき、ル・メルシェに転職しました。
―業務内容についてお願いします。
R.T.
結婚式を控えたお客さまを担当し、接客から打ち合わせ、結婚式当日の運営までをプランナーとしてサポートしています。2026年からは会場見学に来られたお客さまをご案内する新規接客がメインになりました。SNSなどネット媒体も担当しています。

M.K.
2025年4月に育休から復帰し、正社員として柔軟な就業時間体制のもと勤務しています。プランナーの経験を生かして、結婚式のサポートや宴会サービスのフォロー、会場見学のご案内、バイト育成などにも携わっています。また平日に営業しているカフェ運営にも関わり、売上向上や、来店者数増加に向けた取り組みにも力を入れています。
すべては働きやすい環境づくりを実現するために
―皆さん、いろいろな業務を兼ねているのですね。
R.T.
企業の運営方針ではなく、みんなでやり方を模索していく中でできあがった形です。結婚式は一人では到底できないので、みんなに助けを求める時もあれば、助けを求められる時もあります。プランナーチームと衣装チームで部署は異なりますが、できることはお互いに補い合っています。
―チームワークの高さや自主性が職場環境に良い影響を与えているように感じます。育休事情についても教えてください。
R.T.
結婚後も働くスタッフはいましたが、育児休業を取得したのは私が初めてです。2016年6月のことで、その時も快く応じてもらい「ぜひ育休制度を使って、職場に戻ってきてほしい」と言っていただきました。私以降、育休を取得するスタッフが続いて自然に浸透していったように思います。
―育児が退職の理由にならなくなったのですね。
R.T.
何らかの制度を導入するのではなく、スタッフが辞めないように、仕事を続けられるように一人ひとりの状況に合わせた勤務体系を整えてくれた結果だと思います。例えばM.K.さんと私は平日の就業時間が規定より1、2時間ほど足りない月があります。その場合は土日でカバーしたり、時間単位で有給を使って帳尻を合わせています。

M.K.
今後もできるだけ長く仕事を続けたいと考えているスタッフは、上司や先輩に相談して一人ひとりに合わせた働き方を一緒に考えてもらっています。私自身も理想以上のご提案をしていただきました。復帰後は、周囲の方に助けていただきながら、楽しく仕事を続けることができています。
―貴社はスタッフのお子さまにとって❝第二のわが家❞になっているそうですね。
R.T.
平日に時々、短時間だけ子連れで出勤した日がありました。子どもはお客さまの目に触れない、迷惑をかけない場所で過ごすのですが、そんな時も母親や子どもの気持ちを察して、スタッフが順番に部屋をのぞいて気にかけてくれるなど、みんなが入れ替わり立ち替わりかわいがってくれ、まるで親戚の家のような場所になっています。子育て中のスタッフに理解のある会社だと思います。
―フレキシブルな就業時間や急な欠勤といった不測の事態にもスムーズに対応するために導入した体制について教えてください。
R.T.
プランナーチームに関してですが、想定外の出来事などに備えて、スタッフ二人で一組のお客さまを担当することにしました。お客さまの情報は個別のファイルで細かく記録を残し、全スタッフで共有し、それぞれのスキルを生かして対応しています。
―仕事柄、チームワークを高めるために意識されていることはありますか?
H.K.
あいさつや声掛けを大切にし、明るい雰囲気づくりを心掛けています。
R.T.
毎週一回のミーティング以外でスタッフ全員が常日頃からアンテナを張り巡らせ、コミュニケーションもしっかり図っているので、申し送りのような特別な時間は設けていません。あいさつと感謝を伝えることは意識しています。
―オールスタッフで結婚式をプロデュースされています。貴社ならではの強みや魅力についてお願いします。
R.T.
プランナーがディレクション(運営)・アテンド(介添え)・サービス(配膳)など結婚式にまつわるすべてに携わるスタイルは、業界では珍しいと思います。プランナーだからこその気配りや声掛けなどができること、全員が一つの結婚式に向けてチームワークを発揮する社風も強みです。結婚式の担当でなくても会場を見守り、何かできることはないか目配りするスタッフも頼もしい存在です。
ライフステージの変化による影響は想像以上
―育児の経験が、仕事に変化をもたらしていると思われることはありますか?
R.T.
子育てを経験するまでは、花嫁目線しかなかったように思います。親になったことで、ご両親の目線といいますか新たな視点がプラスされ、これまでとは異なる提案もできるようになった気がします。
H.K.
最近、親御さんたちの年代に近くなり、ご両親の気持ちがわかるようになりました。衣装合わせの時に、つぶやくように本音を漏らされたことがあり、それをスタッフに伝えたところ、気持ちにより寄り添った提案につながったそうです。これからも情報をキャッチしたら連携プレーしていきます。
M.K.
この頃はお子さまと一緒に結婚式を挙げる新郎新婦様が増えていると感じています。私なりにいろいろな経験を積んだからこそ、お子さまがいらっしゃる新郎新婦様と同じ目線でのアドバイスなどもできるかと思っていますので、見学に来られたお客さまへのご提案につなげていきたいです。
―結婚や出産を機に退職する方が少なくないウエディング業界において、より長く仕事を続けられる環境を整えることのメリットの計り知れない大きさを知ることができました。一人ひとりに合った働き方を提案する取り組みは素晴らしいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
LeMerci/LeCoeur
住所:〒700-0925 岡山県岡山市北区大元上町8-33
電話:086-244-4810
「感謝」を意味する結婚式場LeMerci(ル・メルシェ)と「真心」の意味を持った婚礼レンタル衣装LeCoeur(ル・クル)を運営。洗練された会場と上質さとトレンドをおさえた衣装でスタイルある結婚式を実現しています。