プロフィール
●N.M.さん 水島営業所 -1児のママ-
●K.A.さん 輸送課 -1児のパパ-
トラック運転が好き+子どもとの時間、両立できる働き方があった!
─学校給食の配送をパート勤務でされているそうですが、いつからですか?
N.M.
今年の4月からで、子どもが小学校に入ったタイミングです。
─この仕事を選んだ理由を教えてください。
N.M.
給食配送は、学校と連動して止まるので長期休みが合わせやすく、子どもが長期休みの期間に一緒にいてあげられるのが一番の理由です。また、自宅と会社の間に子どもが通っている学校があり、子どもになにかあってもすぐに迎えに行くことができるのも理由の一つです。
─パート職を選択されたのは、お子さんとの時間を優先するためですね。
N.M.
そうです。私がシングルマザーということもありますが、私自身が鍵っ子でしたので、子どもには寂しい思いをさせたくないと考えています。できる限り子どもの時間に合わせられる働き方を探して、今の職を選びました。
─運転がお好きとのことですが、ドライバーのご経験があったのですか?
N.M.
はい。過去に運転の仕事をしていました。出産後も「また乗りたい!」という気持ちはありましたが、一般の配送は子どもの長期休みの融通が利きにくいです。その点、今の給食配送はプライベートとの両立という意味で、とても合っています。子どもは私がトラックに乗ることを喜んでくれています。先生や友だちに話したり、覚えたてのLINEで「お仕事がんばってね」と送ってくれたり……。日々子どもの優しさに泣きそうになります。

─御社の働きやすさやその社風について教えてください。
N.M.
仕事を終える時間帯も主婦にとってはちょうどいいですし、家事の段取りを考える余裕もあってとても働きやすいです。職場では、みんなで声を掛け合う雰囲気ですね。子どもが4月に怪我をしたときも、すごく気にかけてくれました。職場の先輩方には子育て経験のある方も多く、気軽に相談でき年齢や職歴問わず話しやすいと思います。
「休みやすさ」は常識に。スムーズな育休取得でした。
─K.A.さんが、約1か月の育休を取得したいと会社に伝えたときの雰囲気はどうでしたか?
K.A.
特に難航するわけでもなく普通でしたね。自分の前年に取得された方がいて、おそらく自分で二人目だったのですが、「去年もあったし大丈夫」と総務の方が手続きをしてくれて、とてもスムーズでした。
─職場や家庭でのサポートはありましたか?
K.A.
職場では、配車の段取りなどを調整してもらいました。特別な制度というわけではありませんが、事前に分かっていれば休んでも問題ないということで助かりました。家庭では、お互いの両親に頼れたのがよかったです。家も近いので困った時は「ちょっと助けて」と声をかけていました。妻に育休を取るつもりと伝えたときは、「本当に取れるの?」という感じでした。両親も含めて家族みんなで子育てできるのは、とてもありがたかったです。
─育休を1か月にした理由は何ですか?
K.A.
収入面ですね。どのくらい下がるかわからなかったので、とりあえず1か月にしました。当時は手取り8割くらいだったと思います。今は制度も変わり、だいたい手取りと同じくらいと聞きますし、二人目があれば、もう少し長い期間で育休を取りたいですね。収入以外では、休みすぎもどうかなと感じたところもありました。会社への迷惑もあるし、自分の体力面でも復帰後についていけるかなど心配でした。実際は1か月でちょうどよかったと感じましたが、もし可能であればもう少し長い期間取りたかったと感じています。生後1か月まで赤ちゃんは外出を控えていたので、もう少し育休期間が長ければ、一緒に公園へ行くなどの外出を楽しむ時間が取れたなと思います。
─K.A.さんは、育休をさらっと取れたとのことですが、今後もっと取りやすくしていくには何が必要でしょうか?
K.A.
普段から休みや有給が取りやすい雰囲気が大切だと思います。部署によっては「休まれると困る」はあると思いますが、育休に限らず調整しやすい環境があるといいと思います。私の部署では前の週までに伝えれば普通に休みを取得できます。育休の時は、7月出産で3〜4か月前に相談しました。

仕事の特性と職場の柔軟さの両輪で、子育てしやすい毎日を実現
─子育てしながら働くうえで、安心できると感じる点はどこでしょうか?
K.A.
一番は「休みやすさ」ですね。子どもや妻が体調不良になったとき誰がみるの?という状況になったら、自分しかいない。こういった突発的な事情に前日でも調整してもらえるのは助かります。
N.M.
そうですね。旗当番や学校行事なども事前に言えばシフトを調整してくれます。また、子どもが急に風邪を引いたり怪我をしたりで急なお休みが必要な時も多々ありますが、周りの方のサポートもあり柔軟に対応してもらえます。それがすごく安心できる点です。
K.A.
そうですね。男女関係なく休みが取りやすい雰囲気がいいところだと思います。ただ、働き方は部署で違っていて、近場を走るのは「地場(じば)」、長距離は「区域(くいき)」と言いますが、私は地場です。地場が休みを取りやすいということは確かにあり、長距離は家に帰れない日もあります。この場合は、事前に計画が必要だと思います。
─入社を考える子育て世帯に伝えたいことはありますか?
K.A.
「育休が取りやすい」「土日休み(ただし土曜勤務もあり)で家族の時間を取りやすいのはいいところだと思います。帰りが極端に遅くなることも少なく、働きやすい会社です。
─お二人は今後もここで働き続けたいですか?
K.A.
そうですね。これから学校行事や面談ということも増えるでしょうし、休みが取りやすいのは本当にありがたいと思っています。

N.M.
はい。子どもが落ち着けば、将来的には正社員へということも前向きに考えています。
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